観光関連リンク
ぜひ訪れてみてください。
極上の会津
会津若松観光ナビ
七日町通りまちなみ協議会
会津塗 福西惣兵衛商店
末廣酒造株式会社
会津新選組記念館
大正浪漫 渋川問屋
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七日町の魅力とビジョン
七日町にはレトロな町並み景観に加えて、鶴ケ城の遺構である「御三階」や戊辰戦争での東軍墓地、新選組斎藤一の墓、吉田松陰や土方歳三、大河ドラマ「八重の桜」の新島襄と八重が宿泊した旧清水屋旅館、野口英世ゆかりの地などの史跡や京都宇治茶の父子が奇跡的に出会った「めぐりあい観音」など物語性のある寺院、神社といった多くの地域資源があります。イベントでは新選組斎藤一にちなんだ会津新選組まつりや新年を迎えるカウントダウン&除夜の鐘なども実施しています。
行政もさまざまな補助制度を作って支援してくれました。平成14年に県の支援で七日町駅舎を駅カフェとして大正浪漫調の洋館づくりに改修できました。ガソリンスタンド跡地を県と市がステージ付きの広場に改修し、平成27年度にはウッドデッキが整備されました。
こうした官民共働の実績が認められ、平成18年5月に経済産業省中小企業庁「がんばる商店街77選」に選ばれました。隣接する野口英世青春通りには會津壹番館や旧家福西本店「炭蔵」などの魅力的な歴史的な店舗があり、魅力的なまち歩きを楽しむことができます。
今後は寺社巡りをメーンとした門前町構想・幸せ回廊の充実を図り、まち歩きの魅力を発信し、交流人口(観光客)の拡大による商店街の活性化に取り組んでいきます。その延長線上として、会津若松市のスマートシティ構想と呼応し、さらに七日町通りへの企業誘致、iターンの促進、二地域居住の勧誘活動を心がけています。
アクセス
会津若松は東京から約300㎞、仙台から約150km、新潟からも約100km、それぞれ日帰りもできる近さにある古い城下町で4つのルートがあります。
▼ルート1
東京からはJR東北新幹線で郡山、そこで高速バスまたはJR磐越西線に乗り換えて約3時間です。このルートは便数も多く、とても便利です。
▼ルート2
東京からのもう1つのルートは、新宿(下今市経由)・浅草(直通)から東武鉄道を利用するもので約5時間半です。このルートは日光、鬼怒川、大川ライン、芦ノ牧温泉と、風光明媚な自然を満喫できます。
▼ルート3
仙台空港からは、直通約3時間30分の高速バスがあります。
▼ルート4
新潟空港からは、新潟駅で乗り換えて直通約1時間30分の高速バスがあります。
▼七日町通りは、会津若松市でもっとも有名な通りの一つですので、まちで出会う誰に訪ねても喜んで教えてくれるでしょう。
事業主体
七日町通りまちなみ協議会 会長 渋川惠男
〒965-0044 福島県会津若松市七日町3番28号
TEL:0242-85-8515
芳賀家の歴史
芳賀家は江戸時代から鬢(びん)付け油、糸瓜水などの化粧品を取り扱う会津藩の御用商人でした。明治以降、ガラスや地下足袋、石鹸、化粧品など日用雑貨の卸と小売を手がけてきました。今回改修整備した4つの蔵のうち、奥の大きな蔵と中規模の蔵は明治10年代に建てられ、レンガ蔵と隣接する小さな蔵は明治31年の建築です。奥の2つの蔵は倉庫に、レンガ蔵と隣接する小さな蔵は主に店舗として使われてきました。
明治31年(1898)完成当時のレンガ蔵
今回、経済産業省の歴史的建造物を活かしたまちなか賑わい拠点づくり事業の支援を受けて進めた改修事業は4つの蔵を大屋根で覆い、空き蔵群を一体的な空間として有機的に活用し、まちなかの賑わいを創出します。七日町通りの拠点施設として集客力の高い路地裏的な魅力を実現させます。整備に際しては歴史的な風情を残す外観にはあまり手を加えず、老朽化が進んでいる奥の蔵については大幅な内装工事を行いました。また将来は中庭を隣接のイタリアンレストランの庭と一体化して広いパティオを出現させ、回遊性をもたせる予定です。
私たちの願い
明治蔵の歴史的建造物を活かした今回の事業により、レトロな町並み景観がより魅力的になるとともに、懸案だった大規模空き店舗が解消されます。七日町通りが全国へ発信する「目に見えるメッセージ」です。
路地裏的な回遊性を持った拠点施設「七日町パティオ」は、七日町を訪れる多くの方々のニーズに応えるとともに、七日町商店街への波及効果は大きなもので、来街者が少ない冬季対策としても期待されます。今後、レトロな蔵群に感性豊かな若々しいセンスを取り込んだ魅力あるテナントが揃えば、七日町商店街に刺激を与え、通り全体のレベルアップにもつながると期待しています。
季節によっては周辺の農家で収穫した朝採り野菜のマルシェを展開することも可能になり、「まち」と「むら」、地域住民と来街者との交流の場も可能となります。会津でも福西本店のリニューアルをはじめ、インバウンド観光(外国人誘客)への取り組みが進められていますが、こうした食材や食文化を含めた会津の伝統や生活を打ち出すことにより、七日町通りへの外国人観光客の誘致も大いに期待できます。